色の影響はおどろき
色のなかでも、
赤は脳を活性化させる色です。
一般的に、人間は赤やオレンジ色を見ると
脳が興奮して交感神経を刺激し、
血圧の上昇、呼吸や脈拍の増加がみられます。
また、アドレナリン、ノルアドレナリンという
ホルモンが分泌され、
血液が収縮したり、血流が増す働きがあります。
そのため、新陳代謝が盛んになり、
食欲も増進します。
一方、青、水色、紫などの色は、
食欲を減退させてしまいます。
色彩位は心理にも作用しますが、
生理にも明らかな変化をもたらすと言われ、
色彩のもたらす効果を取り入れた治療法も
今では結構ありますね。
どの部屋にどの色を配置するかで、
人間の精神、健康状態は大きく変化します。
赤→「元気」「行動的」
青→「冷静さ」
ピンク→女性ホルモンを分泌を活発化、若返り効果
家や会社、店舗ででも部屋や場所によって
暖色と寒色に分けてみるのものアリかもしれませんね。
暖色は名前の通り、「温かく感じる色」であり、
実際目隠しをした人でもその近くでは温かいと
感じるようです。
赤は体温や血圧を上げる色で、
青は下げる色と言われています。
となると、血圧の高い人は、
部屋の中に赤い色のものや壁紙は
避けた方がよいということになります。
臓器と色や間取りの関係を知れば、
例として以下の処置も考えられます。
・血圧の高い人の部屋→寒色系のグリーン
・胃腸の弱い人のトイレ→暖色系のオレンジ
・元気が良すぎる子供の部屋→ペパーミントグリーン
(脳を沈静化する効果があると言われている)
・元気のない子供の部屋→イエロー系
この他に、レモンイエローは免疫力を高める効果があります。
ただし、上記のことを簡単に当てはめてはいけません。
色の好みや感受性は人それぞれですし、
色のグラデーションや模様の形、大きさなどによっても変化してきます。
以下に、家の中の各場所にふさわしい壁紙やカーテンの
色の組み合わせを載せます。
・リビングルーム ベージュ系の色→暖かみをだす
・寝室 落ち着いた色彩→寝静まる場所であることを考慮
・浴室 温もりのある色合い→寒色系だと実際に体温も下がる
色は身体に変化をもたらします。
住宅や会社、店舗で実際に風水を取り入れる際も
色の効用を活用して、改善したりします。
実際にそれによる効果も確認できます。
ただし、風水というのは常に一定ではなく、
そこに住む人、働く人の目的によって変えていくことも
あります。
人の年齢や性格によっても異なりますし、
その人の目標が変われば、
部屋の色使いやレイアウトも同時に変化させて
いくのが望ましいのです。
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