「西に黄色」その根拠って?


風水って「西に黄色」とか言ってるあれ?


と聞かれることがあります。。



先に言ってしまうと、



「西に黄色いものを置くと幸せになる」

は誤りでしょう。



まず、それの根拠がよくわかりません。


誰でも西に黄色いものを置いて全員が幸せなっていたら、


多分多くの人が西に黄色いものを置くでしょう。



でも実際、西に黄色いものを置いた人全員が


幸せになっていますかね・・。。


(これを意図的に幸せと紐づけて幸せになることは

ないとも言い切れませんが。。)



人は、生まれた年によって運勢がすべて異なっていて、


住む家や周囲の環境によっても人それぞれ、


皆運勢が異なります。



その人が生まれながらにして持ち合わせている気が、


その場所に合うか合わないかを判断するべきなのですが、


家相ではこの観点や概念がありません。




血縁関係のある同じ家族でも、


家の中での風水の良い場所と悪い場所があります。





例えば、


「寝室がダンナさんにとっては延年という良い気の場所であっても、


奥さんにとっては絶命という悪い気の場所である。」


ということは大いにあることです。



この場合、ダンナさんは健康を保てて、


奥さんは病気がちになるということも


起こりかねないのです。



ですので、


奥さんの寝る位置や部屋を変更するといった


処置をするのが風水鑑定であり、


自分の運を変えていくことにもなるのです。



風水鑑定においては、


同じ場所や方位であっても、


その家に住む人、


その部屋を使う人によって


快・不快、適・不適を判断します。




そこに住まう各個人の生まれつき持っている


本命気というものを算出し、


建物と方位や状況と重ね合わせてみることで、


その人にとって、建物内のどこの場所が


好ましい場所であるのか、


好ましくない場所であるのか、


どのように改善していくと良くなるのか、


という感じで風水鑑定をしていきます。



家の中が、


ジメジメしていたり、ゴミだらけであったりすると


良い気が入ってきません。



このような状況で


「西に黄色」


などといっても幸せにはなれないでしょう。



「西に黄色」より先に、


日頃より整理整頓を心掛け、


場をきれいに整えておくことが何よりも大事です。






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